卒業証書・その意味は

こんにちは

今日の沖縄はまばゆいばかりの晴天。

だというのに 何だか朝から気分が冴えない

昨日、3月1日は沖縄の県立高校の卒業式でした。

我が家の次女も卒業証書と、沢山のプレゼントを抱え花道を歩いていった。

 

朝、式典が始まる体育館の入り口で、わが子のクラスと、名前を告げ、受付を済ますと、<卒業式のしおり> といっしょに <娘からの手紙> が手渡された。

手紙には、

小学校、中学校では沢山心配をかけてしまったから、高校では心配をかけまいとしていたこと

普段は言えなっかたけど、お母さんが作るご飯が一番美味しいこと

お父さんとは、ついつい喧嘩ごしになってしまうこと

これから大学に行くと、ご飯も、お金も自分でやらなければいけないこと

 

等が綴られていた。

 

好奇心旺盛で飽きっぽい性格の娘が何か新しいことをはじめ、辞め、を繰り返すたびにかかる費用に 私はついつい愚痴を言っていた。

どうして ≪好奇心旺盛≫な性格を褒めてやれず

              ≪飽きっぽさ≫を怒ってしまったのだろう

 

式典は90分ほどで終わり、15分程の休憩をはさみ、今度は在校生から卒業生への

〔思い出のアルバム〕 がスクリーンで流れた

そこには学校、研修旅行、課外研修、学園祭、家では見ることが無い、友人との娘の顔があった。

 

また、本来なら一緒に卒業するであろう10名ほどの同級生が、海外留学で来年卒業になる彼らからも祝福のメッセージが届いていた。

改めてSNSの便利さに感動し、胸が熱くなった。

最後に着ている制服のブレザーを高々に投げた。

 

以前、何かで聞いたことがある

卒業証書は学校を卒業した証ではなく

学校という社会の中で沢山の苦難を乗り越えた証に称えられるものだと

 

卒業はまた、始まりでもある

その始まりが、親の手の届かないところにあることを気づかされ

今朝は何だか気分が冴えなかった



 

 

 

 

 

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