ドクターヘリ・MESH

昨日は日差しがまぶしい 久々の晴天、 テレビを見ていると、テレビの音もかき消すほどのヘリの音が我が家の上空を飛んでいる。 家でゴロゴロしていた主人は 窓からヘリの方向を確認し 即座に現地に向かった。  数分後 戻ってきた主人からは ドクターヘリだった と聞かされた。ドクターヘリが どうしてこんな田舎に・・・  と思ったが  田舎だから ドクターヘリ が必要なのだ。

ドクターヘリ というと 我が家では忘れられない方がいる。

今年の初めに 亡くなられた 民間ドクターヘリ MESH の理事長 長濱正博さんです。

13年前 次女が4歳のとき、幼稚園で遊んでいる途中 大怪我をし、緊急手術を受けた。

私と主人は 手術後の傷の痕がきになっていた。 そのとき 小濱先生が 傷の治りが 早くなるようにと、チャンバー(確かそのような名前だったと思います)に入る事になったのですが 娘は大きい筒のチャンバーを怖がり 入ることが出来ず チャンバー治療は断念。

その後 小濱先生は、娘の様子を診に病室に来るが 娘は先生の顔を見るなり 大泣き。

先生は 最初、ドアの向こうから 顔だけ出し、娘が泣いたら笑って「また明日来るね」と手を振り 泣かなくなったら ドアから そーと体も見せ、 それでも 泣かなくなった時に やっと 病室に入り、娘の傷を確認してくれた。

 

それから数年後、小濱先生が 民間ドクターヘリ MESH を立ち上げた事をテレビで知った。 実直な先生の活躍にエールをおくった。

それから しばらくして MESH の存続が難しくなっていることを テレビで知った。

我が家では 宝くじが当たったら 「半分は MESH に使ってもらおう」 といっていた

宝くじが当たったら・・・

タラレバ はそろそろ 終わりにしなければ。 みきひろさんの 『ゼロ から創りだす力を持たなければいけない』の意味が 今になって腑におちてきた。

 

 

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