こんにちは
7年後の63歳に退職予定で
只今
退職準備中です
退職準備として先日仕事で失敗したことを書とめておきます
建築関係の仕事をしている方はご存知の事だとおもいますが
国や県や市町村が発注する公共工事を会社が受注すると
受注した会社は保証会社と工事の契約保証、前払い保証を交わします
”その保証をかわさなかった”
という 失敗 です
では少し契約保証と前払保証を簡単に説明しますね
契約保証とは
公共工事で請負契約を交わす際に受注会社から発注会社に納付される保証で
契約後に何らかの事情で受注会社が工事を遂行できなく発注者が損害をこうむったとき
受注会社が締結した保証会社が賠償をするという保証です
(だいたい工事金額の1割程度です)
¥30,000,000の工事なら¥3,000,000が保証金額になります
その時受注会社は保証会社に保証料を支払います
(だいたい工事金額の0.3%程度です)
¥30,000,000の工事なら¥90,000が保証料になります
次に
前払金保証とは
公共の工事代金は貴重な税金です
また
工事を着工するにはいろいろ費用がかかります
例えば
現場事務所を借りたり、材料費を準備したり
そのために
工事代金の一部を発注者が前払いする制度です
保証金額は
工事金額の40%
\30,000,000の工事なら¥12,000,000が前払い保証金になります
前払い保証は
その工事代金(税金)を受注会社が何らかの事情で工事の続行ができなくなった場合
発注者が支払った前払金を保証会社が保証する制度です
今回の受注工事は¥10,000,000程度
保証金額 \1,000,000
保証料 ¥30,000
前払金 \4,000,000
の少額の工事金額でしたので
私は前払金400万円の保証を受けなくても準備金は
会社はあるから大丈夫と決めつけ
保証会社(西日本保証)と保証契約を交わすことをやらなかった
のです
後から社長から
保証は交わしたほうがよかったのに
と言われ
ビックリ でした
私としては
保証料¥30,000の経費を節約できたのに
なぜ???
でした
工事代金の大、小に関係なく保証契約が必要な理由
保証会社ほ受注会社と契約を交わすときは厳正な検査を行います
なので保証会社と保証契約、前払保証契約を交わした工事は
発注者にとっては安心なわけなのです
また保証会社が保証をしてくれる受注会社は発注者にとっても信用がある会社と
みてくれる
というメリットがあるわけです
少しの経費を節約するために
大きな信用を逃すことがないよう
気をつけなければいけませんね
コメント