夏休み帰省した長女は、本土に戻る前に成人式の写真を撮って帰っていった。
先日、出来上がった写真を取りに行ってきた。
オレンジピンクの着物と、琉装に身を包み、すました顔で微笑んでいる娘は今年21歳。
一年遅れの成人式。
去年の二十歳の成人式は、センター試験を1週間後に控えていたので、参加は見送らざるおえなかった。
自分の夢を追い、大学受験を3回受けた(いわゆる2浪)
今年夢を追い続ける事を辞め、自分の意思で今の大学を選んだ。 これからも自分で決断し、その決断をしょって前に進んでいかなければいけない。
娘が着た着物は、35年前、母が私の成人式にと用意した振袖で、結納の時に袖を通した後は
袖は短くなり、訪問着になってしまった。 娘は振袖でなくても 「この着物を着て撮りたい」と言った。
今度、実家にかえった時、母に写真を見せたらきっと喜ぶだろうな。
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