公共工事より民間工事が ダンゼンいい!!

公共工事より民間工事がいい

なんて

営業マン20名ぐらいいる会社なの?

と言われそうですが

私の勤める会社は社員15名程度の建築屋です

社長(1名 当たり前ですが)、部長(1名 少なすぎ)

あとは作業員の社員、と臨時の従業員

営業は ゼロ人

  私が感じる沖縄の建築屋の 20年の変化

30年近く建築屋で事務をしている私ですが

ここ20年

沖縄の建築屋も随分変化したような気がします

まず最初に

 

営業マンを置かなくなった

 

20年前は”公共工事ありき” 会社の営業マンが官公庁とパイプをどれだけ

もっているかで工事の受注件数も変わってくる

私が以前勤めていた特Aランクの会社には 営業 というおじさんが

日頃は仕事という仕事はなく 官公庁に名刺を配りに行く

県庁や役所には名刺入れの箱がカウンターに置かれてあり

担当者の顔を見ることもなく ただ この名刺入れに自分の名刺を入れるだけ

今は その名刺入れもなくなっている

営業を置かない会社が増えたため 名刺入れ がなくなったのか

入札参加が電子入札に代わっていったため、名刺の力と営業力が

力をなさないため 名刺入れ も御用済になってしまったのかは

わからない

 

有資格者をランク付けのためだけに置かなくなった

 

公共工事ありき の時代は入札参加の自社のランクを上げるため

または ランクを維持するため 施工管理技士等の 有資格者を

公共工事の工期間だけ社員として会社に駐留してもらうということ

がなくなってきた

あくまで駐留してもらうのは 公共工事の工期の間だけである

せっかく公共工事で出た利益が有資格者にかかるコストで減ってしまっては

元も子もない

今まで公共工事を受注するために 営業マンを置いたり

有資格者を駐留させたりと コストがかかってしまっていた

 

 営業マン、有資格者の駐留がいらなくなった一番の理由は

私も事務員でありながら

建築屋に長年勤めていると 有資格の ひとつや二つ、もっているものです

でも それは建築屋でしか通用しない資格なので 自己満足の資格です><

今では沖縄も電子入札

電子入札が一番の理由です

電子入札は

工事見積で最低価格をつけた会社が工事を請け負う仕組みです

優秀な営業がいようが、有資格者が何名いようが 関係ない

見積でしか勝負できない時代になってしまったのです

(一部の市町村では まだ紙入札ですが)

 落札できるかわからない公共工事よりも民間工事がよっぽど美味しい

よし! この見積絶対いける と思っても

他社の見積もりが安く他社が落札してしまった

なんてよくあることです

そんな事を繰り返していると

会社は立ち行かなくなってしまいます

それに

公共工事はどんなに良い工事をしても 次につながることはありません

次につながると 癒着 でしかないのですから

でもその点民間工事は

いい仕事をすれば 確実に次につながります

例えば

  •   工事をしている途中で、ご近所の方の土間を残ったコンクリートで舗装してあげ     たり 工事をしている側からすればついでの何でもないことが してもらった        側 からすると 業者を捜して、発注するという手間が省けてとても助かる

事であったりするのです

  •   沖縄では ”模合” という仲間や同級生で月1に集まって飲み会、の慣習

があります

  •   冠婚葬祭やお盆、お正月、で親戚が集まる機会が多い沖縄です

 

どうです

もうおわかりでしょうか

    民間工事、特に家を新築したり、リフォームしたとき

    良い仕事をすれば

    営業なんていりません

    近所の方が、模合の仲間が、親せきが

    お客となり それこそ営業マンにもなってくれます

 

逆に だらしのない仕事をすると

それこそ命とりです><

それは 建築屋に限らずですね

明日もまた会社がいい仕事をしてくれて

わたしのお給料が発生しますように^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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